Symphony Fantastique Symphony Fantastique  2007年の軌跡

Symphony Fantastique読者デモグラアンケート2007年下期結果(H19年12月15日)

厳密な開始から丁度一年となる応答日は12月10日だったのですが、いろいろと忙しく、また私の趣味というか習い性というか、はたまた職業病かでこういうアンケート集計は結構ハマる人なので5日ほど遅れてしまいました。例の左の下の方で継続していた当サイトのデモグラアンケートの集計がまとまりましたのでお知らせします。ま、私以外こんなことに興味を持っている人はいないかもしれませんけどね。なおこれを使って金を儲けようだとか、そういう意図は全然ありません。でもどうやったら金になるかは考えてはみたいですが。

さて、その内容なのですが、私としては個人的に結構嬉しいかも……という結果が出ました。すなわち前期に対し、女性、それも20代女性が大幅に増加している! なんかやる気が湧くなあ……。ただし、これだけ男が責められる話が増えてきたら当然かも知れませんけど、S女さんの増加が著しいというのは喜んでいいことなのか保留すべきかもしれません。くれぐれもプレイの相手は自分のボーイフレンドにしましょうね。決して著者を苛めてみたいとかの発想はもたないように。なお、この結果の詳細はここにpdfにしたものを置いています。ご興味のある方はご覧になって下さい。

で、私的にはこういうのが好きなのでこのアンケートはさらに継続することにしました。まだご回答頂いていない方につきましては、是非一度チェックなどいれて投票してみてください。

秘められた絆 パート3 何首烏 第九話「生ぬるい復讐」改稿版の公開(H19年11月12日)

でじたる書房さんに全編版を公開し、こちらでの掲載を終了していた何首烏なのですが、実は私自身、ずっとすっきりしていなかった話が一つあります。何て言えばいいでしょうか、アイデアの消化不良状態を自覚していたとでも言えばいいんですかね。もちろん一応完成させて公開したのですが、公開後も何度も読み返しては首を捻るという状況になっていました。分かるんだけどなんかものたりない。いろいろな目的はちゃんと達成してるはずなんだけど……という感じで。それで思い立って、例の「作家でごはん!」の鍛錬場に晒してみました。するとああなるほど、そうだったか、と手を打ちたくなるようなコメントを早速つけて頂きました。いやあ、ありがたいもんです。というわけでオリジナルを発表してから約2年ぶりに改稿を行いました。基本的なストーリーは変わりません。ただ小説としてよりインパクトの増した内容にはなっただろうと思います。映画で言えば何年かして遅れて出てくるディレクターズカット版みたいな感じですが、久しぶりにこの第九話「生ぬるい復讐」を改稿版として再掲することにいたしました。

短編「見えない女王さま」公開(H19年9月29日)

「涼子のリョウくん」の公開を中止という不義理な決定をしてから、お詫びのつもりで急遽書き上げた即興短編です。実質三日ほどで書いたものなんで……と先に言い訳しておきます。なおエロシーンはありませんが、決してお子様向けのものではありません。またSymphony Fantastiqueが描くべき世界観という観点からすると、やや逸脱したテーマになってるんですけど、これはまあ単なる作者のこだわりですね。気楽にお楽しみ下さい。

次作「涼子のリョウくん」について(H19年9月25日)

昨夜やっと完成しました。これは一応私の基準からすればpdf化に足るレベルで仕上がったという意味です。でいつもならすぐアップしているところなのですが、当面公開を見合わせることにしました。とある出版社主催の賞に出してみようかという気になったのです。実は私のプライベートでいろいろと生活が激変しそうな状況になり、今までのように小説書きが続けられるか、かなり怪しくなってきたのです。で、今まで小説の公募というものにまともに応募したことは無かったのですが、一度ぐらいちゃんと未発表作品で応募してみようじゃないかという気になったのです。ま、私の書くものはいろいろ問題含みの作品ばかりなんで、まともにとりあってくれる可能性は少ないとは思ってるんですけどね。ただ自分で言うとなんですが、久しぶりに自作萌えにちょっとなったぐらいこの作品は気に入ってます。だから応募しようかって気になっちゃたんですけどね。

従って出版社が落選決定したらここにアップすることに致します。期待させておいて、それを裏切る形となり心苦しいのですがご理解のほどよろしくお願いします。問題は、出版社さんが落選を教えてくれるかどうかが分からないことなんですよね……。最悪の場合、いつ分かるか分からない最終発表まで何にもできない……ってことになるかも知れない……。出版社ってエライんだなぁ……。

「奴隷の絆」でじたる書房で再公開開始(H19年9月9日)

7月に半ば強制的に代表の座から退陣させた「奴隷の絆」ですが、結局いろいろ考えた末、でじたる書房さんに預けることにしました。おかげさまでそこそこ人気があったようなので、たぶんでじたる書房さんのスペースに置いてもそれほど迷惑をかけることは無いだろうと考えました。決してあそこをゴミ捨て場にしてるわけではありませんから。ということでリンクを張り直します。

なお、今回公開するものと7月まで当サイトで公開していた直近版と中味は全く同じものです。決して未公開シーンが追加されてるとか、ディレクターズカット版になってるとかってことはありません。単純復活です。

「奴隷の絆」休養者リスト入り(H19年8月1日)

このサイトを作るきっかけとなった第一号作品「奴隷の絆」の公開をやめることに致しました。ちょっと分かりにくいお話かもしれませんけど、実は時折読み直すと忸怩たる思いになるところがたくさんある、私にとっては、悪い意味で非常に気になる作品になっておりました。でもアクセスログを見ると、いくら新作を書いても、ちょっと時間が経つとすぐまたこれが一番アクセスを稼ぐ状況で消すに消せなかったんです。私からすれば我が子ながら新作が越えなければならない目標のような作品になっていたわけで、可愛がっていただいているのは嬉しいと思うものの、自分の未熟さが結構目立つ故に、これがいつまでもこのサイトの看板役に居座り続けるという状況は非常に困るなと思っていた次第です。
おかげさまで最新作「ハイエナはブルースをうたう」は公開以来コンスタントに「奴隷の絆」を上回る高いアクセス数を維持し続けております。言葉を換えれば、ようやく「奴隷の絆」を上回る内容の作品が書けたと皆さんに認めてもらえたように思うわけです。
で、この機会にどっかの政党みたいな人心一新じゃありませんけど、このサイトの看板作品の交代を図りたい、という次第です。
何はともあれ、「奴隷の絆」に対する皆様の暖かいご支持につきましては深く感謝する次第です。どうもありがとうございました。

次の公開作のタイトルがきまりました(H19年7月1日)

次の公開予定作品のタイトルが決まりました。
「涼子のリョウくん」です。もちろんまだ発表時期がいつになるかなどをお知らせできる状態ではありませんが、細部まで詰めが出来次第改めましてお知らせしたいと思います。

ノクターンノベルズでの「ハイエナはブルースをうたう」の公開を終了します(H19年7月1日)

書き下ろし状態のままで(つまり極めて校正が不十分な状態で)「ハイエナはブルースをうたう」をノクターンノベルズ様のサイトで公開しておりましたが、pdf版公開後はかなりあちらのアクセスも落ちたようですので、ファイルを削除させて頂くことにいたしました。
ありがとうございました。

Symphony Fantastique読者デモグラアンケートの中間集計発表(H19年6月10日)

えっと下の左の方で、ひっそりと昨年12月から実施しているアンケートが丁度半年経過したんで、どんな状況になっているか見てみました。回答総数はわずか55ですが、それでも結構読者さんのイメージをつかむことができました。ご協力していただいた方、どうもありがとうございます。で、今後も数が増えたらどう変化するのか楽しみなのでこれは当面継続いたしますけど、まずは中間報告ということで。

サマリー

回答総数
55
男性比率
71%
S嗜好者比率
45%
30歳未満者比率
44%

データ分布

 
サドです
マゾです
合計
男性
女性
男性
女性
10代
16
20代
30代
12
40代
13
50代以上
合計
22
17
13
55
  1. S、Mどちらにも大きく偏っていないというのは私とすれば、このサイトが妙にマニアックになっていないことの裏付けと考えています。
  2. Sの女性読者が少ないのは元々絶対数が少ないからなのか、あるいは私の描くS女にはリアリティのあるものとして共感しにくいと思われているからなのかはわかりませんが、何にせよ何かきっと問題があるものと考え、今後の作品に工夫をしてみたいと思います。
  3. 年齢層についても幅広く分散していることは割と一般的に受け入れられる範疇に入っているものと考えています。

このデータは世の中全体を反映したものではありませんけど、じっと見てるとそういうふうに見えてしまうんですよね。10代の男性にこんなにマゾがいるなんて少々予想外でしたし、一方、10代、20代のS女さんが一人もいないなんていうんじゃ、一体この10代男性のパートナーになってる女性はいくつぐらいの人なんだろと、作品のネタにもなりそうな妄想がいろいろと膨らんでしまいました。

メルアドをgmailドメインのものに変更したためpdfを入れ替えました。(H19年6月3日)

ほとんどの方にはどうでもいいお話だと思いますが、私一色強兵のメルアドをこの度、livedoorドメインのものから、gmailドメインのものに変えることに致しました。これに伴い巻末に記載していたメルアドを変える必要があったため、サイト掲載中のpdfを入れ替えました。なぜこんなことをしたかお分かりになりますよね。すごいんですよ。迷惑メールの量が。まともなメールが一通来るまでに迷惑メールが百通近く来るなんていうのはとんでもないわけで、しかもlivedoorのフィルター性能もサーバー性能もあまり十分ではないようで、送受信が遅れ気味になるほどで、もう限界って感じだったんです。gmailというのはGoogleのメールサービスで、従来のメールサービスとは一味違うかなりユニークな性能を持たせており、フィルタリングもかなり精密なようです。今のところメールサービスの中では一歩抜き出た存在のようですから、これからメールアドレスを開設したいという方にはお勧めです。なおlivedoorドメインのメルアドも一応継続使用するつもりですが、前述の状況なので御返事が遅れる可能性があるとお含み置き下さい。

「ハイエナはブルースをうたう」pdf版の公開予定日を5月20日にします。(H19年4月28日)

ノクターンノベルズで連載中の「ハイエナはブルースをうたう」の単行本的位置づけになるpdf版は、5月20日に公開します。なお、現段階でもすでにいくつか見つけていますが、ノクターンノベルズで掲載されているテキストには誤字脱字、意味不明の日本語などがあります。将来にわたって両者を同じように修正する工数はとても取れませんので、申し訳ありませんが、html版の方はこのまま修正せず、いずれ削除させて頂くことにしたいと思います。

「ハイエナはブルースをうたう」の連載をスタートしました。(H19年4月7日)

遅れに遅れている次作「ハイエナはブルースをうたう」ですが、執筆絶好調なるも、絶好調すぎてストーリーの書き込みがいつ完了するか目処が全然立ちません。いまやブロットもエンディングも完成はしているのですが中間のイベントを書き上げられないでいます。で、あまりにもお待たせが長引くのも仁義を欠くというものなので、出来上がっている部分を連載という形で公開することと致しました。で、どこにあるかというとですね、実はこのサイトでの公開ではなく、他所様のサイトをお借りすることにしました。

というのは、htmlで小説を公開したことは無いので見やすくするノウハウが全然わからないんですよ。それでウメ研究所様のノクターンノベルズを使わしていただくことにしました。ご存じの方も多いでしょうが、テキストを放り込むと見やすいページを作ってくれるんですね。しかも字の大きさを変えたり、一部ブラウザーでは縦書き表示にもなったり、また携帯からも閲覧可能になるということです。スバラシイ。で、まあ完結した折には従来通りの私のお手製pdf化したものを改めて公開しようかなと思っています。

げげっ、そ、そっか、ぺこり。とにかく、ありがとうございます(H19年3月23日)

と、いうわけです。あれえ何で今日はこんなにお客さんが多いんだろ?とアクセスログを見て首をかしげ、ようやく満二周年を迎えていたことに気がついた大馬鹿者です。いやあ月日の経つのは早いもので……じゃあなくて、新作出せなくてどうもすみません。すっかり期待をさせてしまっていたようで。一周年の時はそう言えば「妖華繚乱」を公開したんだっけと今思い出したりしています。ProvingGround(ブログ)にも報告しておりますが、予想外の迷走トンネルに入り込み次作の執筆は順調に進んではいるもののいまだに完成予定時期などをお知らせできる状況にはなっておりません。今暫く猶予を頂きたくお願いいたします。

あけましておめでとうございます(H19年1月11日)

……と、挨拶をしたものの、他の小説サイトさんのようにお正月公開作は結局ナシと、少々淋しい年の幕開けになりました。一応次作はチマチマと書き進めてはいるのですが、まだ完成予定日を公開できるところまで到達していません。今月中には何とか目処だけでも立てられるようにしたいとは思っているのですが、どうなることやら。

ということで前途多難な年になりそうですが、本年もSymphony Fantastiqueをお見捨てにならぬようよろしくお願いいたします。